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常盤ゴム株式会社、創業80周年の節目に株式会社試作工房電をグループに迎え、新たな事業価値創造を加速

常盤ゴム株式会社、創業80周年の節目に株式会社試作工房電をグループに迎え、新たな事業価値創造を加速 2025年9月11日(木)、東京都葛飾区に本社を置き、工業用ゴム・プラスチック・樹脂・金属製品の専門商社として1945年の創業以来80年の歩みを重ねてきた 常盤ゴム株式会社(代表取締役会長:此下 竜矢、代表取締役社長:山口 紀行、本社:東京都葛飾区奥戸2丁目37番15号) は、このたび、金属・樹脂・プラスティックなどの量産前のハイレベルな試作加工を小ロット・短納期で実現することを最得意分野とする株式会社試作工房電(代表取締役:小林 大介、本社:神奈川県厚木市下荻野994-4) と資本業務提携を結びグループに迎えることを決定いたしました。両者は100%株主を同じくする兄弟会社として共同して事業を推進いたします。 この提携は、単なる事業拡大を超え、両社が持つ「営業商社としての提案力・ネットワーク」と「試作加工による短期開発対応力」という互補的な強みを融合させ、顧客企業に対して「構想段階から量産前までをスムーズにつなぐワンストップソリューション」を提供する新たなステージの幕開けを意味します。両者の調印式の翌日には常盤ゴム全国営業所全所長が集合して試作工房電を訪れ、早速新規案件受注が決定しており、新規プロジェクトも立ち上がりました。今後ともスピード感を持って両者の協業を進め、本件資本業務提携を実りあるものに育て上げてまいります。 背景・目的 常盤ゴムは、創業以来、工業用ゴム・プラスチック・金属製品を中心に、仕入先との関係を強固にしながら、多様な業界のお客様に対して素材選定から調達、販売、施工サポートまで営業商社としての価値を築いてきました。 一方で、製品開発サイクルの短縮、顧客の多様化・カスタマイズ要求の高まりに対し、試作段階での柔軟性とスピードがこれまで以上に重要となっています。 そのような市場・技術環境の変化を受け、試作加工能力を持つ企業との連携を強化し、顧客企業のアイデアや設計構想をいち早く具現化できる体制を整えることが目的です。 両社の強みとシナジー効果 常盤ゴム株式会社 は、長年の営業商社としてのノウハウ/豊富な取り扱い素材と部品のネットワーク/全国複数拠点(都内・神奈川・熊本等)を有しており、顧客ニーズを正確に把握し、適材適所で提案を行うことが得意です。https://tokiwa-rubber.com/ 株式会社試作工房電 は、精密な樹脂・軽金属などの試作加工、建付け治具・検査治具設計製作など、量産前の試作品を迅速かつ柔軟に提供できる技術・設備(マシニングセンター、5軸機MM1000加工機など)を保有しています。https://r.goope.jp/shusaku-den/ 両社がグループとなることにより、常盤ゴムの営業提案から調達・納期調整・材料選定と、試作工房電の技術・加工実行力を連動させ、「企画・設計 → 試作 → 評価 → 量産準備」の工程がシームレスに近くなります。このことで設計変更対応や開発期間短縮、コスト効率の改善が期待されます。 今後の展望 常盤ゴムとしては、営業商社としての強みをより高め、顧客からアイデア段階での相談を受ける窓口をさらに機能強化します。試作段階を含むプロトタイピング提案を増やすことで、お客様の新製品開発パートナーとしてのポジションを一層確固たるものとします。 試作工房電との協業により、顧客の立場から“試作=遠回り”という認識を払拭し、“試作を早くかつ確かに経て量産化へつなげる”ための標準プロセスを構築してまいります。 また、取引先企業に対しては、短期開発案件や少量多品種案件でも安心して任せられる体制を示すことで、信頼感を高め、新規顧客の開拓、および既存顧客との取引深耕を図ります。 代表者コメント …